熱容量 外壁の熱容量が大きいと外部の気温の変動に対する室温の変動が穏やか

外気に面する壁体の隅角部(室内側の入隅)は、平面壁部分に比べて冬季暖房時に結露しやすい。

外壁の熱容量が大きくなれば、外部の天候の変動に対する室温の変動が緩やかになる。

多孔質な材料は、含水量が増すと、熱伝導率が増大し、断熱性能が低下する。
 
壁の中空層(空気層)の熱抵抗は,中空層の厚さが20~30mm を超えると,厚さに関係なくほぼ一定となる。 H 16

壁の中空層(空気層)の熱抵抗は,中空層の密閉度によって異なる。

外断熱の施された熱容量の大きな壁は,室温の著しい変動の抑制に有効である。
 
壁体の熱貫流抵抗は、熱伝達抵抗と熱伝導抵抗の和によって得られる。

熱損失係数は、建物の断熱性能、保温性能を表す数値として用いられる。
 
複数の材料で構成された多層壁の熱伝導抵抗は、材料ごとの熱伝導抵抗の合計値で表される。

熱放射は、電磁波による熱移動現象であり、真空中であっても放射による熱移動は生じる。

熱損失係数は、建物の断熱性能評価の指標であり、この値が小さいほど断熱性能が高い。

外皮平均熱貫流率は、建物の断熱性能評価の指標であり、この値が小さいほど断熱性能が高い。