屋根及び床パネルは,表裏を正しく置き,有効な掛り代を確保して,長辺は突き合わせ,短辺小口相互の接合部に20mm程度の目地を設け,敷き並べる。

縦使いの外壁パネルの取付けにおいて,スライド工法では,パネルの上端部が可動となる目地用鉄筋付き特殊金物で接合する。

耐火性能が要求される外壁パネルの伸縮目地には,目地幅より大きな耐火目地材を20%程度圧縮して充填した後にシーリングを施工する。
 
横壁ボルト止め構法において、パネル積上げ段数5段ごとに受け金物を設けた。

外壁パネルの孔あけ加工は、1枚当たり1箇所とし、主筋の位置を避け、パネル短辺幅の1/6以下の大きさとした。

フットプレート構法において、パネル上部の取付けは、面内方向に可動となるように取り付けた。