構台の支柱の位置は,躯体の柱,梁及び壁を避けた。

乗込みスロープの勾配は,1/6とした。

構台の幅は,施工機械,車両の使用状況に応じて決めた。
 
クレーン能力50t級のラフテレーンクレーンを使用するため,乗入れ構台の幅を8mとした。

出入口が近く,乗込みスロープがどうしても躯体に当たるため,その部分の躯体を後施工とした。

地下立上り部の躯体にブレースが当たるので,支柱が貫通する部分の床開口部にくさびを設けて支柱を拘束し,ブレースを撤去した。
 
構台の高さは、躯体コンクリート打設時に、大引下の階床面の均し作業ができるように考慮して決める。

構台の大引材や根太材の構造計算は、強度検討のほかに、たわみ量についても検討する。

構台の幅が狭いときは、交差部に、車両が曲がるための隅切りを設ける。

車の走行を2車線とするため、乗入れ構台の幅を6mとした。

乗入れ構台の高さは、大引下端を1階スラブ上端より30cm上になるようにした。

道路から構台までの乗込みスロープの勾配は、1/8とした。

乗込みスロープの勾配は、一般に1/10~1/6程度にする。

構台の幅が狭いときは、交差部に、車両が曲がるための隅切りを設ける。

構台の大引材や根太材の構造計算は、強度検討のほかに、たわみ量についても検討する。