オールケーシング工法では,コンクリート打設中にトレミー管とケーシングの先端は,常に2m以上コンクリート中に入っているように保持する。

深礎工法のコンクリート打込みは,コンクリートの分離を防ぐためコンクリートの自由落下高さを常に2m以下に保つ。

アースドリル工法の掘削深さの確認は,検測器具を用いて孔底の2箇所以上で検測する。
 
アースドリル工法では,安定液の粘性が使用中に小さくなりやすいので,作液粘性は必要粘性より大きくする。

オールケーシング工法における鉄筋かごのスペーサーは,径13mm 以上の鉄筋とする。

オールケーシング工法において,鉄筋かごの共上がりの有無は,鉄筋かごの頭部に鉄線を取り付けケーシングチューブの天端まで伸ばして,その動きを監視することにより確認する。
 
オールケーシング工法におけるスライム処理は,孔内水がない場合やわずかな場合にはハンマーグラブにより行う。

リバース工法における1次スライム処理は,孔内泥水の循環により行う。

鉄筋かごに取り付ける同一深さ位置のスペーサーは,4箇所以上設ける。
 
オールケーシング工法において,砂質地盤の場合は・ポイリングを防止するため,孔内水位を地下水位より高く保って掘削する。

バース工法における2次スライム処理は,一般にルミー管とサクションポンプを連結し,スライムを吸い上げる。

オールケーシング工法では,コンクリー用設中にケーシングチューブの先端を,常に2m以上コンクリート中に入っているように保持する。
 
オールケーシング工法において、軟弱粘性土地盤ではヒービング防止のため、ケーシングチューブの先行量を多くする。

アースドリル工法における安定液は、必要な造壁性及び比重の範囲でできるだけ低粘性のものを用いる。

空掘り部分の埋戻しは、一般にコンクリートの打込みの翌日以降、杭頭のコンクリートが初期硬化をしてから行う。

リバース工法における2次スライム処理は、一般にトレミー管とサクションポンプを連結し、スライムを吸い上げる。

オールケーシング工法において、スライム量が多い場合の2次スライム処理は、エアリフトによる方法や水中ポンプによる方法で行う。

鉄筋かごの主筋と帯筋は、原則として鉄線結束で結合する。