入隅はジョイントテープを2つに折ってL形にコーナーに当て,一般部の継目処理に準じて行うこととした。 H 14

二重張りの上張りボードは,接着剤を主とし,ステープルを併用して張り付けることとした。

曲率の小さな下地には,ボードの片面の紙に切込みを入れて曲面を形成することとした。
 
外壁の室内面では,躯体に打ち込んだポリスチレンフォーム断熱材の上に,直張り工法によりせっこうボードを張り付けた。

2重張りとする場合,上張りは縦方向とし,継目位置が下張りの継目と重ならないようにした。

直張り工法では,ボード下端と床面との間にスペーサーを置き,床面から10mm程度浮かして張り付けた。
 
重ね張りとする場合,上張りは縦張りとし,継目位置が下張りの継目と重ならないようにした。

せっこう糸桜着材による直張り工法で,ボード下端と床面との間にスペーサーを置き,床面から10mm程度浮かして張り付けた。

洗面所のシージングせっこうボードには,切断面にアクリル系シーラーを塗布した。
 
せっこう系接着材による直張り工法において、下地のALCパネル面にはプライマー処理を行った。

木製壁下地に釘打ちする際に、ボード厚の 3倍程度の長さの釘を用いて、釘頭が平らになるまで打ち込んだ。

下張りボードへの上張りボードの張付けは、主に接着剤を用い、ステープルを併用して張り付けた。

軽量鉄骨下地にボードを直接張り付ける場合、ドリリングタッピンねじは、下地の裏面に10mm以上の余長の得られる長さのものを用いる。

テーパーボードの継目処理で、グラスメッシュのジョイントテープを用いる場合、ジョイントコンパウンドの下塗りを省略できる。

せっこうボードを曲率の小さな下地に張る場合は、ボードの片面の紙に切れ目を入れて曲面にする。