直達日射 晴天に直接地表に到達する日射

天空日射 間接的に地表に到達する日射

全天日射 上二つの合計

太陽光線 波長が約300~5000mm
     の範囲にある

可視光線 太陽光線のうち約400~800mm

冬期   南面終日直達日射量は夏より冬が多い

日照   直接日射が当たる事

日照率  日照時間÷可照時間×100%

     東京地方の日照率は
     1月で約60%、8月で約50%

日影曲線 地面に垂直に立てた棒の長さの影

夏至における南東に面する垂直壁の日射量は、南に面する垂直壁の日射量より多い。

冬至における水平屋根面の日射量は、東に面する垂直壁の日射量より多い。

冬至における南に面する垂直壁の日射量は、水平屋根面の日射量より多い。
 
北緯35度付近における,冬至における南面の垂直壁の終日の直達日射量は,水平な屋根面の直達日射量より大きい

北緯35度付近における,東面の垂直壁の終日の直達日射量は,1年中で夏至のときに最大になる。

北緯35度付近における,北面の垂直壁の可照時間は,1年中で夏至のときに最長になる。
 
太陽が子午線上にきた時を南中といい,南中から次の南中までが1真太陽日である。

真南に面する垂直壁の可照時間は,夏至より冬至の方が長い。

太陽高度は太陽光線と地平面がなす角度で示され,南中時が最大である。
 
ブラインドは,窓面の内側より外側に設置した方が室内への熱負荷を軽減できる。

東西に伸びる直方体の集合住宅が平行に配置される場合,同じ日照時間を確保するためには,緯度が高い地域ほど南北の隣棟間隔を大きく取る必要がある。

日差し曲線は,地平面上のある点が周囲の建物によって,日照時間にどのような影響を受けるか検討するのに用いられる。
 
建物の高さを高くした場合、日影は遠くへ伸びるが、一定の高さを超えると長時間影となる範囲はあまり変化しない。

日照図表を用いると、冬至などの特定日に、対象となる建物が特定の地点に及ぼす日照の影響を知ることができる。

東西に隣接した建物間の北側の少し離れた場所に生じる、長時間日影となる領域を、島日影という。

建物の高さが同じである場合、東西に幅が広い建物ほど影の影響の範囲が大きくなる。

同じ日照時間を確保するためには、緯度が高くなるほど南北の隣棟間隔を大きくとる必要がある。

冬至における南向き鉛直面の終日の直達日射量は、水平面の直達日射量より大きい。