ラチス式クローラクレーンは油圧式トラッククレーンと異なり,ブームの組立て解体の場所を考慮しなければならない。

つり上げ荷重が同程度の場合,クローラクレーンは,油圧式トラッククレーンに比べて,一般に最大作業半径は大きい。

油圧式トラッククレーンのつり上げ性能は,アウトリガーを最大限に張出し,ジブ長さを最短にし,ジブの傾斜角を最大にしたときにつり上げることができる最大の荷重で示す。