合成樹脂塗床の塗り替えにおいて、下地面に油が付着していたので、油潤面用のプライマーを用いた。

コンクリート下地の合成樹脂塗床材は、電動ケレン棒を使用し、コンクリート下地表面から3mm 程度の深さまで削り取った。

磁器質床タイルを電動はつり器具により撤去する際に、張替え部をダイヤモンドカッターで縁切りをした。

新規仕上げが合成樹脂塗床なので、下地のコンクリート面の凹凸部の補修は、エポキシ樹脂モルタルで行った。

既存合成樹脂塗床面に同じ塗床材を塗り重ねるので、接着性を高めるため、既存仕上げ材の表面を目荒しした。

下地面に残ったビニル床タイルの接着剤は、アスベストを含有していなかったので、ディスクサンダーを用いて除去した。