せっこうプラスターは,主成分である焼せっこうが水和反応を起こし,余剰水が発散して硬化する塗り壁材料である。

メチルセルロースは,下地への吸水の抑制や作業性の向上のために用いられる保水剤である。

パーライトは,真珠岩や黒曜石を粉砕し,高温で急激に加熱し膨張させた人工軽量骨材である。
 
せっこうプラスターは,乾燥が困難な場所や乾湿の繰返しを受ける部位では硬化不良となりやすい。

セメントモルタルの混和材として消石灰を用いると,こての伸びがよく,平滑な面が得られる。

しっくい用の のり には,海草又はその加工品と,水溶性高分子がある。
 
セメントモルタルの混和材として消石灰を用いると、こて伸びがよく、平滑な面が得られる。

ポルトランドセメントは練り混ぜ後にアルカリ性を示し、せっこうプラスターは弱酸性を示す。

せっこうプラスターは、ドロマイトプラスターに比べ、硬化に伴う乾燥収縮が小さい。

ドロマイトプラスターは、しっくいに比べ、粘度が高く粘性がある。

ドロマイトプラスターはのりを必要としない。

せっこうプラスターは水硬性である。

しっくいは気硬性である。