埋戻し及び盛土は,土質に応じて沈みしろを見込んで余盛りを行う。

リチャージ工法を採用することにより,周辺の地下水位の低下や地盤沈下を少なくすることができる。

山留め壁の根入れ長さを十分とることは,根切り底面の盤ぶくれに対して有効である。
 
土は,ある適当な含水比のとき最もよく締め固まり,このときの含水比を最適含水比という。

均等係数は土の粒度分布状態を表すものであり,埋戻し土は均等係数が大きいものを選ぶ。

床付け地盤が凍結した場合,凍結した部分は乱された土と同様に扱い,良質土と置換するなどの処置を行う。  

ボイリング発生の防止のため,止水性の山留め壁の根入れを深くし,動水勾配を減らした。

ヒービング発生の防止のため,山留め壁の根入れを深くし,背面地盤のまわり込みを抑えた。

ボイリング発生の防止のため,山留め壁を不透水層地盤まで根入れした。
 
埋戻し土の選択に当たっては,均等係数が大きい性状のものを選んだ。

粘性土を埋戻しに使用したので,余盛りは砂質土の場合より大きくした。

法付けオープンカットの法面保護をモルタル吹付けで行ったので,水抜き孔を設けた。

床付け地盤が凍結したので、凍結した部分は良質土と置換した。

ボイリングの発生防止のため、止水性の山留め壁の根入れを深くし、動水勾配を減らした。

根切り底面下に被圧帯水層があり、盤ぶくれの発生が予測されたので、ディープウェル工法で地下水位を低下させた。