パラペットの立上り入隅部に用いる成形キャント材は,角度45°,見付幅70mm 程度のものとした。

屋根保護防水断熱工法の場合,ポリスチレン断熱材とコンクリート保護層の間に設ける絶縁用シートは,70g/?程度のフラットヤーンクロスとした。

屋根防水保護コンクリートの伸縮調整目地は,パラペット周辺などの立上り際より600mm程度離した位置から割り付けた。
 
寒冷地であったので,防水工事用アスファルトは,JISの規格4種のものを使用した。

保護コンクリートに用いる成形伸縮目地材は,キャップ幅25mm,本体がキャップ幅の80%以上のものを使用した。

露出防水絶縁工法において,アスファルトプライマー塗りの後,砂付あなあきルーフィングを突き付けて敷き並べた。
 
コンクリート下地のアスファルトプライマーの使用量は,0.2kg/?とする。

コンクリートスラブの打継ぎ部は,絶縁用テープを張り付けた後,幅300mm 程度のストレッチルーフィングを増張りする。

平場のアスファルトルーフィング類の重ね幅は,縦横とも100mm 程度とする。
 
アスファルト防水において、貫通配管回りに増張りした網状アスファルトルーフィングは、アスファルトで十分に目つぶし塗りを行った。

アスファルト防水において、パラペットの立上り入隅部に用いる成形キャント材は、角度45 度、見付幅70mm 程度のものとした。

改質アスファルトシート防水トーチ工法において、露出防水用改質アスファルトシートの重ね部は、砂面をあぶり、砂を沈めて重ね合わせた。