既存の保護コンクリートの撤去は,ハンドブレーカーを使用し,仕上げや構造体に影響を与えないように行った。

既存のアスファルト防水層の撤去は,けれん棒を使用し,下地に影響を与えないように行った。

既存のアスファルト防水層の立上り部は,劣化は少なかったが平場とともに撤去した。
 
既存の露出アスファルト防水層の上に、露出アスファルト防水密着工法を行うので、既存防水層表面の砂は可能な限り取り除き、清掃後、アスファルト系下地調整材を1.0kg/?塗布した。

既存のコンクリート保護層の上に露出アスファルト防水絶縁工法を行う際、二重ドレンを設けないので、コンクリート保護層は、ルーフドレン端部から500mmまで四角形に撤去した。

既存のコンクリート保護層及び防水層を撤去して保護アスファルト防水絶縁工法を行うので、撤去後の下地コンクリート面の2mm未満のひび割れ部は、ゴムアスファルト系シール材で補修した。