支持地盤が非常に深い場合,経費の問題等から支持杭基礎に代え,摩擦杭基礎やフローティング基礎などが用いられることがある。

既製コンクリート杭の鉛直支持力を求める方法としては,杭の載荷試験が最も信頼できる。

埋込み杭は,打込み杭に比べて極限支持力に達するまでの沈下量が大きい。
 
地震時に杭が曲げ破壊する場合には,破壊は一般に杭上部に発生しやすい。

群杭の杭1本当たりの水平荷重は,同じ杭頭水平変位の下では,一般に単杭の場合に比べて小さくなる。

単杭の引抜き抵抗力を算定式により評価する場合,杭の周面摩擦力に地下水位以下の部分の浮力を考慮した杭の自重を加えることができる。
 
支持杭を用いた杭基礎の許容支持力には、基礎スラブ底面における地盤の支持力は加算しない。

埋込み杭は、打込み杭に比べて極限支持力に達するまでの沈下量が大きい。

地盤から求める単杭の引抜き抵抗力には、杭の自重から地下水位以下の部分の浮力を減じた値を加えることができる。

杭の極限鉛直支持力は、極限先端支持力と極限周面摩擦力との和で表す。

既製コンクリート杭の継手の方法には、溶接継手のほか、接続金具による無溶接継手工法がある。

支持杭の場合、周囲地盤の沈下によって杭周面に働く負の摩擦力を考慮する。

打ちこみ杭の中心間隔は、杭頭部の2.5倍以上、かつ75cm以上。

埋め込み杭の中心間隔は、杭最大直径の2倍以上。

打ちこみ杭の方が中心間隔は大きくなる。