杭基礎に関する記述として、最も不適当なものはどれか。
1 鋼杭は、曲げや引張力に対する強度と変形性能に優れており、既製コンクリート杭のようにひび割れによる曲げ剛性の低下がない。
2 杭の周辺地盤に沈下が生じたときに、杭に作用する負の摩擦力は、一般に支持杭の方が摩擦杭より大きい。
3 基礎杭の先端の地盤の許容応力度は、セメントミルク工法による埋込み杭の方がアースドリル工法による場所打ちコンクリート杭より大きい。
4 埋込み杭の場合、杭と杭との中心間隔の最小値は、杭径の1.5 倍とする。



解答・解説     
解答 4
打込み杭の場合は2.5倍以上かつ75cm以上としなければなりません。
埋込み杭の最小中心間隔は、杭径の2.0倍以上とすることを原則です。
基本的に2倍以上で、打ち込みの場合は2.5倍以上かつ75cm以上ということですね。

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