型枠支保工に用いる鋼材と鋼材との交差部は,クランプ等の金具を用いて緊結した。

支柱にパイプサポートを2本継いで使用するので,継手部を4本以上のボルトで固定した。

型枠支保工は,支柱の沈下を防止するためコンクリートを打設してその上に設置した。
 
型枠の組立ては,これらの荷重を受ける下部のコンクリートが有害な影響を受けない材齢に達してから開始する。

合板を型枠に用いる場合は,方向性による曲げヤング係数の低下を考慮する。

スラブ型枠の支保工に鋼製仮設梁を用いる場合は,トラス下弦材をパイプサポートで支持してはならない。
 
コンクリート表層部をち密にするため,余剰水の排水ができるように透水型枠を採用した。

柱型枠の組立てにおいて,型枠の精度の保持を目的のひとつとして,足元は桟木で根巻きを行った。

両面仕上げ下地用の丸型セパレーターは,コンクリート表面に残るねじ部分をハンマーでたたいて除去した。
 
柱型枠の組立てにおいて、型枠の精度の保持を目的のひとつとして、足元は桟木で固定した。

コンクリート表層部を ち密にするため、余剰水の排水ができるように透水型枠を採用した。

コンクリート表面に残る丸型セパレーターのねじ部分は、ハンマーでたたいて除去した。

コンクリートの施工時の側圧や鉛直荷重に対する型枠の各部材それぞれの許容変形量は、3mm 以下とした。

パイプサポート以外の鋼管を支柱として用いるので、高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設けた。

枠組の支保工は、負担する荷重が大きいので、コンクリート又は十分に突き固めた地盤上に、敷角などを使用して設置した。