パイプサポートを支保工とするスラブ型枠の場合,打込み時に作用する水平荷重は,支保工に作用する鉛直荷重の5%とする。

合板せき板のたわみは,各支点間を単純梁として計算する。

高さ1.5mの型枠の側圧は,フレッシュコンクリートの単位容積質量に重力加速度とフレッシュコンクリートのヘッドを乗じた値とする。
 
型枠支保工の支柱に鋼管の枠組を用いる場合,荷重は枠組の荷重受などを利用して脚柱部で直接受け亜枠組の横架材で受けないようにする。

スラブ下の支柱を早期に取り外す場合,コンクリートの圧縮強度が,設計基準強度の85%以上,又は12 N/m?以上であり,かつ,施工中の荷重及び外力について,構造計算により安全であることを確認する。

型枠の構造計算において,支保工以外の材料の許容応力度は,長期と短期の許容応力度の平均値とする。
 
パイプサポートを支保工とするスラブ型枠の場合、打込み時に支保工の上端に作用する水平荷重は、鉛直荷重の5%とする。

合板を型枠に用いる場合は、方向性による曲げヤング係数の低下を考慮する。

コンクリートの側圧や鉛直荷重に対する型枠の各部材それぞれの許容変形量は、3mm以下とする。